あれでよかったのか…日々のこと。

どうってことない日々のこと

ママ友との付き合い ~子どもの友だち関係に私の影響なさそう~

結婚のため他県に移り住み、知り合いが近くにいない生活が始まった。

母親学級で家が近くの人たちとグループになり、連絡先を交換。

子どもが産まれ、ここでの人間関係が始まった。

頻繁に誘ってくる方たちと子育てサークルやその方の家に行ったりした。

子育てサークルは、皆さんグループで来ることが多く、そこで新しい人間関係は生まれなかった。

こちらもグループで行ったが、誘ってくる方とはちょっと合わないかな?と思いながらもしばらくは付き合いで行っていた。

でも、やはり合わない。

誘われても行くのが億劫になってきた。

もう一人、母親学級で同じグループで私と家が近い方と一緒に行っていたのだが、その方も合わないと言うので、一緒にサークルなどに行くのをやめた。

その方たちとの付き合いも終わった。

その代わり、その家が近い方と程よい回数で、程よい距離感で付き合うようになった。

その方は少し離れたところに引っ越してしまったが、今でもたまに連絡を取り、会っている。

 

毎月、福祉センターで1歳未満の子どもの身長と体重を計る会を母親のコミュニケーションを図るものも兼ねてやっていたが、こちらも皆さんグループで来ている方ばかり。

コミュニケーションは取れず。

身長と体重を計りに行く目的のみで行んだ!と自分に言い聞かせ、毎月行っていた。

 

息子が幼稚園に入園し、ママ友付き合いが始まった。

年少は1クラスしかなく、半数以上が上にお子さんがいたので、皆さん知り合いのようだった。

園に送りに行って、皆さんがお話しされてる中、速やかに帰っていた。

家に人を呼ぶのも好きではなく、我が家が通園されている方の多くが住む場所と反対方向だったため、降園後に流れでどなたかの家で遊ぶとかもなかった。

1人の方が誘ってくださり、その方の家に伺い、うちにも誘ったりと多少行き来したが、年中くらいで「違うな…。」と思い始め、向こうも同じだったのでしょう、付き合いが途絶えてしまった。

 

「私が社交的ではないから子どもに遊び相手を作ってあげられない。」と何度も悩んだ。

「社交的にならないと!」とも思った。

でも、性格は変わらない。

友だち同士が遊ぶ約束しているのを見た息子が、

「ぼくはだれかのいえにあそびにいかないの?」

と言うのを聞き申し訳ない気持ちになった。

 

なので、ごっこ遊びを始めてみた。

私:「○○ちゃん(私の名前)ちにあそびにくる?」

息子:「いくー!」

 

自宅に着き、「ここが私の家です。」

などと言って他人行儀でごっこ遊び。

ああ虚しい…。

子どもは楽しんでいましたが…。

 

息子の同級生のママたちは、グループで固まり、他を寄せ付けない感じでしたが、娘の同級生のママたちはグループはあるけど、他の方とも気さくに話す方が多く、気が楽でした。

 

子どもには、「お母さんがこんなでごめんね、自分で友達を作ってね。」と思っていました。

 

情報を得るためにもママ友の付き合いは大事だよと言われましたが、私が耳にしたのはいい情報より、ママ友の悪口が多く感じ、大事な情報は園に聞けばいいやと思いました。

そう思っていながら、「でも…ママ友と付き合った方がいいんだよな…。」なんてウジウジ悩んでましたが。

 

息子は小学校に上がっても一人遊びが多く、心配でした。

ボール遊びが苦手で、多人数の遊びに入っていけません。

というか入りたいと思っていなかったのかも。

私:今日、学校で何して遊んだの?

息子:タイヤ飛び。

私:誰と?

息子:一人で~。

 

みんなと遊んで欲しいと思う反面、これも個性だよなと思うようにしました。

でも、普通はこう、みんなはこうしてる、のに息子は…と考えてしまうこともありました。

たいそうのお兄さんの佐藤弘道さんが、「番組で一緒に踊ったりせず、隅でじっとしている子がいるが、あの子はあの子で楽しんでいるんだ。」というようなことを言っていたので、それを息子に当てはめて考えたりしてました。

テレビ番組「ぴったんこカンカン」で堺雅人さんが一人遊びばかりしていた、香川照之さんが一人で虫ばかり捕まえていたとの話を思い出しては息子の一人遊びを肯定していました。

 

ある時、自分も色んな人と仲良くなれないのに、なんで我が子にはみんなと仲良く遊んでと望んでいるんだろう?と思いました。

 

息子が公園で一人木登りをしていると、ボール遊びしている同級生がボールを投げてぶつけてくる話を聞いて悲しくなりました。

ボールで遊ぶのが好きな子もいれば、木登りが好きな子もいる。

お互い尊重なんて小学生には無理か。

 

小学校時代、息子に特定の友達はいませんでした。

小学2年の担任に息子は「コミュニケーション能力がない。」と言われたときは、落ち込み、悩みました。

友人に話すと、「そんなこと言う担任がおかしい。」と言ってくれましたが。

 

中学に入学し、部活への入部を嫌がり見学もせず帰宅する息子に、高校は帰宅部でもいいけど中学は部活に入るように言いました。

途中から中学の部活に行かなくなった私が言うのもなんですが、とりあえず何かをやらせたかったのです。

中学で部活も入らず帰宅して、何をすることがあるのか?とも思って。

 

ボール競技の部活が多く入るものがないと言っていましたが、小学6年で体験した走り高跳びをやるとのことで陸上競技部に入部しました。

 

部活では様々なことがありましたが、友達が助けてくれたり、一緒に遊ぶことも多く、コミュニケーション能力がなかったわけではなく、息子には友達作りにこれだけの時間が必要だったのだと思いました。

あんなに入部を嫌がっていましたが、入ってよかったと私も息子も思っています。

 

高校では積極的に自分から話しかけたそうです。

ギター同好会にも入り、他校の友だちとも交流を持っています。

 

娘はもう別格で、小さいころから物おじせず、小学校のときは友だちに一緒に帰ろうと誘って断られても何度も誘うというメンタルの持ち主。

相手が迷惑に思ってるだろうからやめたら?と言っても聞かない。

相手の顔色を伺う心配性の私とは違って、ガンガン行く。

女の子だから友だち関係が大変だろうなと思うことはありますが、息子ほど心配ではありませんでした。

逆にやりすぎてないか心配なくらい。

小学校では多少の揉め事があり、私も悩みましたが、時が解決しました。

今は中学生で、これまた多少の問題は発生しました。

いつも明るく元気で悩みもないような感じの子でしたが、1人悩んでいることもあったようです。

悩んでいるのに気づけなかったのは残念ですが、自分で解決しようとしてて成長はうかがえました。

 

私が心配性で不安ばかり口にして、社交的ではないから子どももそうなるのでは?と思っていましたが、我が子の場合、生まれ持ったものが強いようで、私の影響は受けてなさそうです。