幼稚園に行く前くらいから小学校を卒業する頃まで、絵本、児童書を図書館で月約80冊ほど借りて、読み聞かせたり、子ども自ら読んでいた。
ためになるかな?と、このようなドラえもんなどの学習になる漫画も買っていた。
これらの漫画は今でもとってある。
でも、漫画を自由に読ませると、そればかり読んで、児童書を読まないのでは?と思い
「お母さん図書館」をやることにした。
子どもが字を書けるようになったときに、100円ショップで売っていた小学生が使う連絡帳を買った。
言葉で言うと、イライラして語気が強くなってしまうので、その連絡帳に下記のようなことを書いて子どもとやり取りをしていたのだ。
私:「へやがきたないので、かたづけてください。」
息子:「わかりました。」
「お母さん図書館」にも、その連絡帳を使うことにした。
漫画は私が隠し持っていて、子どもが読みたい場合は連絡帳に
子ども:「○○(漫画のタイトル)をよみたいので、かしてください。」
と記入し、私のところに持ってくるシステム。
そして、私がその時思いついた言葉を子どもが辞書で調べ、調べたことをノートに書く、そうすると希望の漫画が借りられるシステム。
辞書に親しむために、言葉の意味を理解するために、字の練習のために、思いつきでやってみたのだ。
調べさせた言葉がどういったものか忘れてしまったが、簡単な言葉だったと思う。
辞書は小学校低学年用のものを使っていた。
さっき息子に聞いてみたら、漫画を借りる時以外(ゲームの前?)にも「調べさせられ、書かされていた。」とのこと。
息子のときには力を入れて、娘のときには力が抜けていたのか、娘がこのシステムをやっていたかの記憶がない。
このおかげなのか、息子は辞書でよく調べるようになった。
中学校の担任(国語担当)に「辞書を持ってきて調べているのは息子さんだけです。」と言われたときには、子どもの学習に私が子どもにやったことが影響したのだと嬉しく思った。
でも、私がやったことが息子に影響したというよりも、息子がそういうことをやるのが好きな子だったというのが大きい気がする。