毎朝、信号待ちをするところに気が付いたら大きな植物が生えていた。
葉は大きく長く、茎が太く、黄色い小さな花が咲いていた。
帰りは反対側を走っているし、雑草のことは忘れている。
朝はギリギリに出るのでGoogleレンズで検索する時間がない。
Google検索で「茎太い 黄色い花」で出てきた。
「ビロードモウズイカ」という名の植物だった。
『明治時代に観賞用として導入され、「成功した帰化植物」の一つと考えられる』
とのこと。
「帰化」って外国の方が日本人になるという認識しかなかったけど、「帰化植物」なんて言葉があるのね。
帰化植物→ある種の植物が原産地以外の土地で自生・繁殖するようになること。
検索して出てきた写真の「ビロードモウズイカ」より、私が見たのは葉や茎のバランスが良かったので帰りに写真に撮ろうかと思ったら、その日の朝、根元から折られた状態で。
麦みたいな雑草とかも気になるけど、道端でスマホ片手に雑草取ってる怪しい人になるのは躊躇してしまう。
こんなに雑草のことを考えたことなかったな。
今は悩みがなくて平和ってことなのか?
こうやって、毎日どうでもないのだけど、気になることがあるといいな。
そっちに気が行って、買い物で失敗して後悔に時間を取られたり、変に小さなことを考えなくて済むから。