10日発売の婦人公論の新聞広告。
「家族ストレスを手放そう」
「逃げてもいい、自分らしく生きるために」
という言葉で自分のしたことを肯定されたようで安心する。
家庭環境なのか、元々持っていた性格なのか、不安で心配性でくよくよ考えて、人の顔色を気にして、人に気を使って…自分で自分を疲れさせていた。
石橋は叩いて渡らないし、本当自分でも面倒くさい性格だと思う。
そして、イライラすることも多い。
歳を重ねたせいか、人の話を聞き、本などを読んだおかげか、以前ほど不安、心配性の度合いはだいぶ軽くなった。
ひどい時はこれ以上マイナスな考えはないという所まで考えて、「そんなこと考えてたら生きていけないか。」と思い、這い上がるを繰り返していた。
悩みが多かった時、こんな性格直したい！と思って本を手に取るのだが、性格はそう簡単に変わるわけはない。
分かってはいるけど、変わらない自分が嫌になる。
本も理想論を書いていることもあって、そんなの分かってるよ！でも出来ないんだよ！なんて思ったり。
最近、やっと思う。
直そうと思うのではなく、本を読んだりして得た、自分で出来るほんの少しのことをやって、自分の気持ちを軽くすればいいのだと。
直すのでなく、楽にする。
自分の性格について考え、育った家庭に疑問を持ち始め、様々な本を読んだ。
「不幸にする親」を読み、こういうことだったのかと理解。
対処法、それに伴う利点とリスクなどを知る。
様々な本を読み、本の内容に疑問を持つこともあるが、本の内容全部が自分に合うことの方が少ないのだから、自分に合うものだけ取り入れることにする。
「心の傷を癒すカウンセリング366日」を初めから読んだり、適当に開いたページを読んだり。
自分に当てはまらなかったり、違うなと思ったときは別のページを開いて、自分にすっと入ってくるものを読む。
自分の中にある「インナーチャイルド」を癒すのが良いと知る。
が、癒し方が良く分からない。
通っていた会の心理士の方が辞める時、このような相談するところがあると紹介されたので行ってみた。
「○○心の相談室」
１回60分6000円
初回、色々な質問に答える。
母親のことに対し、どう思い、どう行動し、行動した結果どう思ったか。
認知行動療法っていうのかな？
私は話を聞いてくれるところだと思っていたが、淡々と分析する感じ。
違うなと思い、数回行ってやめてしまった。
通い続けるには費用もかかる。
これなら、女性センターの電話相談で話を聞いてもらって、考えを整理した方がいいなと思った。
相性があるのだろう。
不安の吐き出し方法や話す人に。
罪悪感を感じてた時、「口角を上げて笑顔を作ると感情は後からついてくる。」と聞く。
なので、頭にマイナスなことが浮かんだら、口角を上げた。
そして、何も考えず見られるバラエティ番組を見て笑う。
自分を自分で抱きしめてみる。
そして、背中をトントンする。
母親にされたことが浮かぶときは、子どもの頃の自分に「可哀そうだったね。」と声に出して言ったり、心で思ったり。
子どもが小さい時にお願いしてたのは、
「がんばってる、がんばってる。」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」
と言ってもらい、頭をなでてもらうこと。
不安が襲ったら、
「ギュしよう。」と抱きしめてもらうこと。
自分でも「頑張ってる、頑張ってる。」と言う。
今も手元にあるのだが、これらの本を読んだ。
加藤諦三著の本が多い～。
最近買った本はこちら。
あとはヨシタケシンスケ著の本。
認知行動療法など難しいことはよく分からない。
これらを読んで心を軽くする。
