常にマイナスなことばかり考えてしまっていた。
何も心配事がない時も、無理くりマイナスなことを探してはそれについて考えてしまっていた。
なぜだろう。マイナスなことがないと不安な感じ。
何もなく穏やかだと不安になる。
何もなく穏やかな時、「どうせ、このあと悪いことが起こるんだ。」と思ってしまっていた。
よく耳にする、「幸福と不幸は同じだけ降りかかる。」というのが頭にあったからか?
実家にいた頃、穏やかではなかったからかな。
親の夫婦喧嘩の声がよく聞こえてきて、自分はどっちについていくか、なんて考えていたし。
こうやって書いていると思い出してくる、そうだ、自分は「幸せになんてなれない。」と思っていた。
今は「幸せってなんだよ。」と思ってしまっているけど。
今は子どもも大きくなり自分の時間もあるが、以前ほどマイナスなことを考えなくなった。
色々な事を自分と切り離して考えられるようになったのか?
前は「こんな両親をもった私って。」と考えたり、「この2人の血が流れているということは、同じ性格なのか。」などと思っていた。
だけど、両親がそうだからって自分がそうなるとは限らないと思うようになってきた。
タイトルは忘れてしまったけど、ある話を聞いたか本で読んだのだった。
自分主体で考えることについて。
調べてきた、「自分軸」だ。
子育てや夫婦関係に悩んだときに耳にしたか、読んだか。
「何であなたはそうなの?何でそんなことするの?」ではなく、「あなたにそうされて私は悲しい。」と主語を自分にするって書いてあったような…。
本を読んで頭では分かっていても実行は難しいから、「自分軸」が備わったというより、子どもや夫に期待しないで諦めてきて、囚われなくなくなっただけかも。
夫には色々言ったが、どうにもならないから諦めて距離を取って付き合うようになってしまった。
夫への不満がたくさんあるけど、夫も私への不満はあるだろう。
私は感情的にぶつけてきたけど、夫は言わない。
言っても聞かないと分かっているからか…。
子どもについてはまだ期待してるなぁ、そして思うように物事が運ばなくて怒ってしまってる。
勝手に期待して裏切られたとか思うのが勝手なことだと分かってるのにね。