あれでよかったのか…日々のこと。

どうってことない日々のこと

人、相談窓口、ネット掲示板への相談②

月一回の保健師さん、心理士さんがいる心の内を話す会に参加し、ネット掲示板に数回投稿し色んな方々の投稿を読みつつ、女性センターの相談窓口と福祉センターの育児相談を利用しました。

女性センターは先ほど調べましたが、様々な都道府県、市区町村にあるようです。

私が利用していた女性センターの相談窓口には、「家庭や仕事、生き方や人間関係、心や体の悩みなど、心の整理のお手伝いをします。」とあります。

なので、母親との関係、子どもに感情をぶつけてしまう、子どもの成長についての相談などをしていました。

でもすんなり電話相談ができたわけではありません。

人に、それも知らない人に相談するのはかなり勇気がいります。

子どもがいない時、昼寝をしている時を見計らってかけるので電話できる機会も少ないです。

でも誰かに話さないと抱えきれないようになっていたので、勇気を出しました。

電話番号を途中まで押しては切るを繰り返し、やっとかけました。

そこは相談員の人が空いていればすぐに相談ができます。

でも、相談時間50分と時間制限があります。

10時から10時50分、11時から11時50分というシステムで、例えば10時20分に電話をかけて相談すると10時50分で終了です。

長く相談したいので、空いている時間を聞き50分間相談をしていました。

相談員の方は、どの方がいいとか指名制はありません。

声の感じから2人の方に話を聞いてもらっていたと思います。

1人の方は私の気持ちを受け止めてくれる方で、話すととても楽になりました。

もう1人の方は受け止めてくれますが少し厳しめな方でした。

厳しめな方のときは、「う~ん。」と思うこともありましたが、人に話すとスッキリし考えもまとまったりします。

自分が思いつかなかった別の角度からの意見を聞けることもありました。

ある時、相談員の方に、母親と距離を取ったら母親が自分のせいだと悲しむのではないかと相談したとき、「あなたのお母さん、そんな風に思わないわよ。あなたが母親のことでこんなに悩んでいることにも気づかないわよ。」と言いました。

確かに!目から鱗が落ちました。

母親は、父親とのことも、日々の色々なことも自分のせいではなく人のせいという発言ばかりでした。

私が悪かったとは言わないのです。

この意見は本当に私の考えを変えました。

母親はなんでも否定していました。

新聞の投書で老夫婦の片方の方が亡くなり寂しいというような投稿があったとき、私はとても仲が良かった夫婦だったんだろうな~と思っていたら、母親は「そんなのあるわけない。」と否定。

そんな仲のいい夫婦がいるわけないというのです。

長年母親の歪んだ意見を正しいと思い込んでいました。

子どもには私の影響を与えたくないので、「私の意見がすべてではない。悩みがあったら色んな人の考えを聞いた方がいいよ。」と言っています。

上の子が小学校に上がる頃、月一回行っていた会の心理士さんが辞める事になりました。

この方は穏やかで、こんな私を受け止めてくれ、的確なアドバイスをくれました。

新しい心理士の方は、人の話を否定しないという会だったのに否定してきました。

この心理士の方とは合わないなと思ったのと、子どもも大きくなり育児に伴う悩みも減ってきていたので、もうこの会に参加しなくても大丈夫にだな、と行かなくなりました。

勝手な思い込みで、相談員、心理士の方は色々な勉強をしていて人の悩みを受け止めてくれるものだと思っていましたが、色んな人がいて自分との相性があるのだと思いました。

このような経験をして、一つのところに相談して思うような回答が来なかったら、違うところに相談して、自分と相性の合う相談場所を見つけていくのがいいと思うようになりました。

人生案内でも、そんな突き放した回答しなくてもと思う時があり、この相談者の方はどうしているだろうと思います。

勇気を出して相談して、否定的なことを言われたら、また相談する気持ちにはならないと思います。

でも、そこを頑張って相談してほしいと思います。傷つくのは嫌ですけどね。

一人悩んでどうにもならないのだとしたら、吹っ切って、色々相談して様々な意見の中から、自分が取り入れられる助言だけを受け入れていく。



話が違いますが、私は、婦人科系の症状が出たとき早めに婦人科に行き診断してもらいます。

色々考えて不安になってしまう時間が精神的に良くないので、診断してもらって安心するためです。

婦人科に行くのは恥ずかしいと言う意見が多いようですが、医師は仕事なんだし何とも思ってないはず!と恥ずかしさより安心感を取っています。



それと同じでクヨクヨ悩んでる時間がもったいない!、と相談窓口などに話を聞いてもらっていました。

私の場合、悩みだすと止まらないので。



こんなこと考えるのは自分だけでは?と思って話したら、「同じような悩みの方多いですよ。」と言われ、話しやすくなりました。



今はLINEでも相談できるようなので、そういうのを使うのも手軽でいいですよね。



もし合う人がいなかったら、本を読んで自分に取り入れられそうなものだけ取り入れる。

本に書いてある全部やろうとするのは無理で。

理想的なことばかり書いてある本もありますし。



「気軽に相談を。」と言いますが、気軽にできたら苦労はしないと思います。

相談するということは、自分の悩みを筋立てで話さなければいけないのかなと思っていました。

初めは自分が何で悩んでいるのかまとまっていないので、うまく話せないのは仕方ないと思います。

私はよく感情的になって泣いてしまっていました。

「相談」というから身構えてしまいますが、話を聞いてくれるところと思うと少し楽に話せるのではないでしょうか。



私が利用した相談窓口の「心の整理のお手伝いをします。」って文面いいですね